夏の結婚式だったので、ドレスの色は爽やかな色がいいと思い、お色直しで淡いエメラルドグリーンのドレスを着ました。このドレスを着ての再入場では、高校生の時に聞いて以来、自分の結婚式では絶対この曲を使おうと決めていた「お嫁においで」を使いました。加山雄三さんの有名な曲で、いろんな人がカバーしていますが、私が使ったのは大好きな槇原敬之さんが歌っているバージョンです。夏らしくて、でも槇原さんの歌声は暑苦しくなくて、とても素敵なんです。

なぜ再入場で使ったかというと、やっぱりここで使われる音楽は出席されている方の耳に残ると思ったからです。出席者の年代が、親戚や職場関係など年配の人もかなり多かったこともあり、最新ヒット曲ではなく、懐かしのこの曲を使いました。自分が他人の結婚式に出席したときに「あ、この歌知ってる」という曲が流れるとちょっと嬉しい気持ちになるので、少しでもそう思ってもらえるといいなあと思いました。

私自身、何十年も結婚式で使いたいと温め続けてきた曲なので、ここぞという見せ場で使いたかったのです。当日はとても天気がよくて、青空と、涼し気なエメラルドグリーンのドレスに、爽やかな槇原敬之さんの「お嫁においで」がぴったり合っていたと思います。