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披露宴のハイライトはピアニストによる月の光
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マリコ
2016年06月06日
私たち夫婦の披露宴はおよそ10年前、最初から最後まで音楽に彩られた思い出深い音楽結婚式となりました。入場と退場以外は全てクラッシックの生演奏。披露宴の間はほとんど音楽がなっていました。演奏はコンサート形式でメインの出し物にする他、途中入退場のBGMとするなど、色んな形で披露をしてもらい、演奏家の友人たちが披露宴に花を添えてくれました。特に盛り上がったのはお色直しのあとはコンサート。アカペラコーラスや、私自身のソロ、ソプラノ歌手の歌、そして最後はプロのピアニストの友人に締めくくってもらいました。そのトリとなったピアノ曲はドビュッシーのベルがマスク組曲より「月の光」です。

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月の光
出典:We Heart It
月の光はピアノ曲の中ではとても有名な曲で、一般的にもそれなりにポピュラーでもあるため、話し合いの結果決まりました。私の友人のピアニストは高校時代の同級生で、音大卒業後にパリに留学したほどの腕前の持ち主。フランス音楽をとても得意としているため、フランス物をお願いすることになりました。本当はもう少し超絶技巧の曲を弾いてもらいたいという気持ちもあったのですが、当時その彼女のスケジュールが多忙だったのと、披露宴で新婦以上に演奏者が目立つようなことをするのはよくない、という本人からの申し出があり、ドビュッシーの中でも有名で結婚式向けの落ち着いた感じの曲ということでこの曲に決定しました。

クラッしく曲がコンサート形式で何曲も続くと、お客さんは少し飽きるのではないか?と心配しましたが少なくとも私たちの結婚式では全くそんなことはありませんでした。というのも出演者のみなさんのレベルがとても高く、息をのんで聞きたくなるほどの出来栄えだったのと、私たち夫婦が音楽好きだということを知っていること、参列者のみなさんも音楽が好きで理解のある人たちが集まったこともあり、よっぱらった参列者がしゃべってばかりいて雰囲気を壊す、というようなことは全然ありませんでした。ちょっと普通の結婚式と雰囲気が違ったね、とあとで色んな人から言われました。
パリで見た情景
出典:We Heart It
そのような環境だったこともあり、最後のピアニストの友人による月の光の演奏は大好評でした。友人がパリで見た情景がそのまま映し出されるかのような素敵な演奏で、結婚式場のピアノは決してそれほど条件の良いピアノではないはずですが、弾く人によってここまで素敵になるものかと感嘆しました。

月の光のように技巧的にそれほど高度でなくとも、ポピュラーでありながら気品があり、しっとりとしたピアノ曲は披露宴での生演奏にとても良いと思いますので、これから挙式される方にもおすすめしたいと思います。

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マリコ
2006年6月に 挙式

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