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母の大好きな百恵ちゃん
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yonea
2016年10月06日
色打掛からウェディングドレスへのお色直しの退場の曲に山口百恵さんの「秋桜」を流しました。 私の母は山口百恵が大好きで、車の中は常に百恵ちゃんが流れています。 小さいころに母とテレビを見ている時に、懐メロのコーナーでこの秋桜が流れました。 その時は母が「いつか○○(私)をお嫁に出す日が来るんだろうな。どんな人と結婚するのかな?」と言っていたのが、なぜかずっと頭の中に残っていました。 その時の私は、秋桜の歌詞の意味も良く分かっていなかったので軽く流していたのですが、母としては娘の将来に夢を馳せていたのだと思います。

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お色直し退場の演出で
出典:We Heart It
それから20数年後、私の結婚が決まり式場や披露宴の準備をしていく中で、プランナーさんと披露宴の演出について相談しているときに、和装の色打掛からウェディングドレスのお色直しの退場時にサプライズで母と手をつないで退場するという提案を受けました。 よくある感動の演出のひとつだとは思うのですが、母は目立つことが苦手なので、サプライズは嫌がるのではないかと思い、返事は少し保留にしていました。
山口百恵の秋桜
出典:We Heart It
着々と披露宴の準備が進み、プランナーさんと進行の確認をしている時に、主人からの勧めもあり母との退場を演出に取り入れることにしました。 その時に、小さいころに母に言われた言葉と山口百恵の秋桜を思い出し、その時の自分と秋桜の歌がピタリと合うことに気づき、選曲しました。 改めて秋桜を聞いて、初めて「お嫁に行く」という気持ちに気づき、とても寂しくなったことは一生忘れないと思います。
感動のシーンになりました
出典:We Heart It
当日、バタバタしながらもあっという間にお色直しのタイミングになり、照明が暗くなって母にスポットライトが当たりました。 何が起こったのか事態が飲み込めない母に対して司会の方が誘導してくれて、私のところまで照れ笑いしながら来てくれました。 その表情を見た瞬間に、今まで掛けた迷惑や、親子喧嘩、主人のことで相談した思い出などがあふれ出し、涙が止まりませんでした。 私の結婚を本当に喜んでくれている母の顔を見て、私も嬉しくなってしまいました。
この曲を選んでよかった♡
出典:We Heart It
2人で手をつなぎ、退場していく時に父が「俺だけ仲間外れかよ。」と言って割り込んできたのも面白かったです。 会場を出て、少し見つめあって笑いました。 その時に母が「ありがとね。」と言ってくれて、ホッとしました。

今は私も娘を授かり、数十年後には母と同じ気持ちになるのかな?とワクワクするような、寂しいような気持ちですが、母が私にしてくれたように、私も娘にしてあげたいと思っています。

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yonea
2015年10月に 挙式

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