私と主人は音楽かきっかけとなりつながった夫婦で、お互いにクラッシック音楽が大好きなため、結婚式では音楽があふれる式にしたいと思っていました。幸いにも友人はプロからアマチュアの演奏家まで人材豊富だったため、頼む先に困ることもなく生演奏主体で、式場にプレーヤーを依頼することなく全て自前の演奏者で式を終えることができました。プロの演奏家は私の友人のソプラノ歌手とピアニストに来てもらいましたが、主人は大学時代にコーラスをしていたことから、披露宴では主人のコーラス仲間が演奏をしてくれました。そのコーラスグループが選んだ曲はアメージンググレース。聖歌隊などがよく歌う曲ですが、結婚式でもお決まりの人気の曲ということもあり評判も上々でした。

この曲を実際使ってみて参列者の方々は一様に関心していました。男声合唱だったので、声量の豊かで迫力がありました。とてもアマチュアとは思えないほどの出来栄えで、そのままCDデビューしても良いほどだと思ったほどのレベルで、私たちの結婚式に花を添えてくださったのはもちろん、この日のために忙しい中練習をしてくれたのだと思うと、私たちにはもったいない位の演奏だったと思います。

この曲は披露宴の余興のシーンで演奏しました。両家の都合もあり披露宴が平日だったので、わざわざ休みをとってきてくれた友人の皆さんの演奏は、BGM的に出なくじっくり聴いてもらいたいと思ったので、お色直しのあときちんと時間をとって演奏してもらいました。

この曲を使ったこだわりの演出は、会場のライトを落として、コーラスグループだけライトアップしてもらったことです。ライトは特に色はなく、通常のライトでお願いしました。よくあるクラッシックのコンサートのようなライティングで歌ってもらいました。

この曲を演奏した時の列席者の反応はみな静かに聞き入っていました。また終了後は盛大な拍手が起こりました。普段なかなかアマチュアのコーラスグループの演奏は聞く機会がないのと、特に男性のアカペラというものを始めて生で聴いた人も多かったようで、大変好評でした。当人たちもあそこまでの反響となるとは思ってもみなかったようで、二次会もその話題で持ち切りでしたし、主人も大学時代の友人の演奏を誇らしげに聴いていたのが印象的でした。

この曲は式場の教会の聖歌隊でもよく取り上げられると思いますので、これから挙式を予定しているカップルにはオススメです。