披露宴の途中、新郎友人のスピーチの最後に新郎友人4人と新郎で「らいおんハート」を歌っていました。最初は1人でスピーチを行っていましたが、スピーチが終わると席からぞろぞろと新郎の友人3人が登場しました。私は「ん！？」と思っている所で「らいおんハート」のイントロが流れました。イントロの部分から順番にひとりずつ書くパートを歌っていました。そしてサビの所になるとマイクを新郎の所まで持ってきて、新郎が熱唱するように歌い上げました。その時、新婦がうっすらと涙を浮かべていたのが印象的でした。

披露宴が終わって、会社で新郎に披露宴のことを色々と聞くと「らいおんハート」は大学生の時によくカラオケで歌っていて得意な曲の1つのようです。登場をした友人4人も大学生の時の仲間だそうで、半分ドッキリを仕掛けるような感じで歌ったそうです。サビの部分をどうしても新郎に歌わせたかったようでした。

新郎へのサプライズの意味もありますが、どちらかと言うと新婦さんの方が一番のサプライズだったのではと思いました。結婚式の定番の曲でもありますし「ライオンのオスが命がけで必死にメスを守る姿」をモチーフとして歌詞を書いているそうなので、ピッタリした内容だと思います。後日談を聞いて彼の学生時代を想像して、改めて印象に残る披露宴だったと思いました。