私が結婚式で使用した思い出の一曲は、ウルフルズの「笑えれば」です。この曲は、私と主人の大好きな曲で、いつもカラオケに行けば歌う思い出の曲でもありました。結婚が決まる前から二人で、「結婚したとしたら、この曲は結婚式で使いたいよね」とよくもしもの話をしていました。実際にこの曲を結婚式で使用してみての感想や、周りの反応について書いてみたいと思います。

まず何故この曲を選んだかと言うと、私たち二人の生き方がこの歌詞にとても似ていたからです。結婚前から同棲をしていたのですが、お互いに家を一番大事な場所に思っていて、何があっても家に帰れば笑顔になれる、元気になれる、そんな場所にしたいと言う思いが強くありました。結婚すると一生一緒にいるんだから、なるべく笑顔でいる時間が長ければいいなとか、どんなにしんどい時でも、最後に笑えればそれで良し、そんな気持ちが自然と二人の中に根付いていたような気がします。
歌詞のなかの、「すべてが上手くいくはずそう信じているのに なぜか焦って グラついて ジタバタするけど」や、「あきらめない 逃げたくない 自分を見失いたくない 汗をかき 恥をかき 転がり続ける」や、「とにかく笑えれば 最後に笑えれば 情けない帰り道 ハハハと笑えれば」 などは特に胸に響いていて、仕事をしていれば情けない思いや、きついこと、辛いこと、様々な困難にぶつかると思います。でもどんな時でも絶対の味方が一番近くにいる、だから外では頑張ろうと、お互いが思えるような夫婦になりたいと強く思いました。そして、いずれ子供が産まれたら、子供にとってもお守りのような曲にしたいという思いから、この曲を使用することを決めました。

私がこの「笑えれば」を使用したシーンは、結婚式のエンドロールです。エンドロールはその日一日の余韻に浸る時間だと思うので、一日を振り返りながら、みんなが笑顔になってくれればいいなという思いから、エンドロールで使用することに決めました。
周りの反応もとても良くて、みんなこの曲が良かったと言ってくれました。音楽好きな友人たちも「センスがいいと！」と褒めてくれたのでとても嬉しかったです。また、ウルフルズは幅広い世代から知名度が高いので、参列してくれた友人から親戚まで、すべての人が知っいたり、なんとなく聞いたことがあるなぁと思ってくれたようで、大事なエンドロールに使用して本当に良かったなと思いました。

この曲をエンドロールで使用するにあたり、式場の方には参列してくれたひとの笑顔のカットをたくさん使って欲しいとお願いしました。できれば一人一人の笑顔を撮って、来た人全員を載せてくださいともお願いしました。参列した人も、最後に笑顔でいれれば幸せなんだと、その瞬間でも思ってもらえて幸せな余韻に浸ってもらえたらいいなと思いました。