以前出席した結婚式の余興が、新郎新婦たち自身による余興でした。二人からの、という形での余興を見たのは初めてでしたが、とても思いがこもっているのを感じて感動しました。

余興の内容はピアノの連弾です。
新郎新婦ともに音楽が好き、ということでしたが、新郎はギターがメインでピアノは弾いたことがなかったそうです。新婦はピアノが上手です。
新郎のたっての希望で、ピアノの連弾に挑戦したい、結婚式でピアノを弾くのが夢だったということでした。シンプルに、カノンを二人で連弾したのですが、新婦は難しい伴奏を兼ねて、新郎はそれに合わせて、一生懸命弾いていました。二人が奏でる音は素敵で、聞き入りましたが、何より二人で寄り添ってピアノに向かう姿に、ぐっとくるものがありました。
二人で挑戦する、一緒にやっていく、二人で作っていく、その結婚の誓いを、余興という形で、見せてくれたように感じました。支えあって楽しんでやっていくよ、というメッセージを感じました。

新郎新婦による余興もいいな、と感じました。二人からのメッセージ性や、二人の関係がよく見えたように感じたからです。
アンコールはありませんでしたが、会場中から温かい拍手が溢れていました。