数年前の話になりますが妹の披露宴でサプライズな余興があり今でも印象に残っています。

妹は幼稚園の先生をやっていて、その当時年長児の担任もしていました。妹の思い出のため、そしてもうすぐ小学校に巣立っていく年長児のために思い出に残るイベントをしたいと思った保護者のママさんたちからの申し出で、余興タイムだけ園児たちが参加することに決まっていたようです。

披露宴の余興タイム、予定通り後方から10数名の園児たちが可愛らしい衣装で現れました。ベースは園で着用している遊び着のようでしたが、そこにアレンジして天使のようなフワフワの白い羽をつけて頭にも天使のようなかぶりものをしていました。高砂の真ん前に並んだ子供たちは、緊張しながらも音楽と共にその当時流行していたマル・マル・モリ・モリ!を息の合った様子で踊りました。小さな園児たちがあれだけのダンスを踊るなんて、陰でどんなに練習したのかと考えたら、私の胸も熱くなってきたのを覚えています。

そしてダンスが終了し園児の保護者たちが何やら園児にパネルらしきものを手渡しました。そのパネルを順々に声に出しながら掲げていくと”けっこんおめでとうございます”とのメッセージ！大人だけの余興も楽しいものですが、純粋な子供の心の優しさや温かさに触れた素晴らしい式になったと思います。