加藤 ミリヤ(かとう ミリヤ)は、日本のシンガーソングライター、ファッションデザイナー、小説家。
「ミリヤ」という名前は、自分の本名と母親、弟、3人のそれぞれの頭文字をつなげて命名した。作詞・作曲のクレジットは「Miliyah」と表記される。
R&Bやヒップホップなどを融合したスタイルを好み、本人はR&B、ヒップホップをベースに「コア過ぎずポップ過ぎず、その中間地点」にうまく着地点を見つけたと述べている。
関西学院大学の鈴木謙介准教授は、ケータイ文化と密接な関係を持ち、ギャルと呼ばれる若い女性たちに支持されるような「男性に対して『嫌われたくない』『こんな自分が嫌い』と言いながら『いつまでも思って待っています』」というパターンの歌詞を演歌と共通するフォーマットを持つとして「ギャル演歌」と命名し、
西野カナらとともに加藤をその代表的存在として挙げた。加藤自身は、それはそういった曲を立て続けに出してきたことの代償であると考え、そのイメージはどこかで打破しないといけないと語っている。
・加藤ミリヤ 公式サイト