私たちが選んだ結婚式場はあまり広くない式場だったので、ウェディングドレスは狭くても動きやすいように、あまり大きく広がらないシンプルなエンパイアドレスを選びました。オフホワイトでふわっとして、優しい感じのドレスでした。そのドレスを着た人前式の入場では、LibelaのFar Away（彼方の光）という曲を使いました。この曲を選んだ理由はふたつあります。

ひとつめは、やはり結婚式は神聖で厳かなものにしたいという思いがありました。なので、日本語でばっちり歌詞が分かるような曲ではなく、インストゥルメンタルか外国語の曲で探しました。Libelaはロンドンの少年合唱団で、とてもきれいで透き通るような声が重なるこの曲は、私が希望するイメージにぴったりでした。

ふたつめは、ドレスがふわ～っとしていたので、それと重なるような優しくて癒されるような曲にしたいと思いました。歌詞の意味はわからないけれど、その分、雲の上で天使がふわふわ飛んでいるような感じが出せたような気がします。

この曲は依然ＮＨＫのドラマの主題歌として使われたことがあるので、どこかで聞いたことがあるような気がするという、親しみやすさがあったのも良かったです。