こだわりの白無垢にぴったりな、三味線の音
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京都の料亭で、親族だけを集めた小さな披露宴を夜に行いました。ちょうど紅葉のきれいな時期で、お部屋からもライトアップされた赤いもみじが見える会場だったので、衣装はあえて白無垢に。扇子などの小物に赤色を選び、差し色に使いました。入場の曲に選んだのは、吉田兄弟の「ありがとう」という曲。全体にしっとりと控えめな曲調の中に、三味線の音がアクセントとして響き、白無垢に赤を効かせた自分の和装のコンセプトとも合うと感じました。
実際のドレスの写真
また、白無垢なので動きがゆっくりになることに加え、親族のテーブルの間をすべて回ることで時間がかかるので、入場から高砂への到着まで、ゆっくりとした雰囲気が保てるような曲にしたかったこと、また家族へのメッセージを込めたことも選曲の決め手です。ゆったりとした曲調がお部屋の雰囲気と夜のムードに合い、入場の際の拍手がよりあたかかく、近しく感じられました。
津軽三味線の音は、青森出身の私の家族にも喜んでもらえて、また関西出身の主人の家族にも、私が地元の家族を大切に思っていることが伝わったようです。衣装だけでなく、それを着る会場の雰囲気や時間帯、参列客との関係性に合った曲を選べてよかったと思います。
PK
2014年11月に京都ホテルオークラ別邸 粟田山荘(京都府)で 挙式