ウエディングドレスは何着もの候補から散々悩んで選んだのですが、カラードレスは一目惚れで、他のドレスには目もくれず即決しました。 淡いパープルと緑色が絶妙なバランスで配色されていて、散りばめられた花が本当に素敵で・・・。 まるで「真夏の夜の夢」のタイターニア王女のようなイメージ！ 「真夏の夜の夢」はシェイクスピアが作った劇で、舞台で上演される事も多いですが、映画化されていたり、歌劇になっていたり、世界的に有名なお芝居です。 私自身がピアノを習っていた事や、趣味でオーケストラをやっていた事もあり、何度か見た事があり、大好きな演目のひとつでした。 オーケストラでも何回か演奏した事もあった、思い入れのある「真夏の夜の夢」の序曲をBGMにする事で、タイターニアのイメージを彷彿とさせるように演出してみました。

淡いパープルのドレスだと、どうしてもディズニーのラプンツェルをイメージさせてしまいます。それはそれで悪くないのですが、私の中のタイターニアのイメージをどうしても伝えたくて、お色直しをして入場してからの会場BGMにこの曲を選びました。 また、司会の方にも、ドレスのイメージと、曲について紹介していただき、ゲストの皆さんからも「確かに森の妖精みたいでステキだね」と声をかけていただき、幸せな気分になれました。

タイターニアは、宝塚のミュージカル「ファントム」にも一瞬登場します。 オペラ座の怪人のオマージュ作品である「ファントム」で、クリスティーヌが劇中劇で演じるキャラクターがタイターニアなのですが、この「ファントム」も好きな作品なので、色々と思い入れのあるタイターニアをイメージさせるようなドレスが着られて、また、それに合ったBGMで盛り上げられて、とても嬉しかったです。