高校時代にダンス部に所属しており、その中の一人が結婚するということで余興を頼まれました。約10人のメンバーが集まって結婚式の３ヶ月前から練習を始めました。仕事をしているとなかなか全員揃うことが出来ず、パートを決めて後は各自で練習という形でした。衣装も数人で話し合ってTシャツにカラースキニーというシンプルなものにしてボンボンを持って華やかさを出すことにしました。何回か集まって練習をしましたが、結局結婚式の当日まで全員揃うことはなく、ほぼぶっつけ本番の状態で臨みました。

いざ、本番になると緊張というよりは会場を盛り上げようという気持ちでいっぱいでした。会場に入って曲が流れると、当時はほとんどの人が知っていたので会場はとても盛り上がりました。新郎側の友人もすごくノリがよく、手拍子をしてくれたり盛り上がるようなかけ声を入れてくれたりと踊っている自分達も楽しめました。もちろん、新婦は笑いながら涙を流してみてくれていたので、大変だったけどやってよかったなと思っています。

余興は何をすればいいのか、盛り上がらなかったらどうしようと悩むことが多いと思いますが、誰もがわかるネタでやっている本人達が一生懸命やればきっと素敵なものになると思います。