歌 :
上田雅利
作詞 : 上田雅利
作曲 : 上田雅利
国中に 散らばる 博多っ子は 待ちきれぬ 七月
少年の日の 浪漫に 惹かれ 今年も見事に 舞い戻る
櫛田神社の夜明け 朝焼けに向かって走る
集団山見せ 終われば 怒涛の渦さ 町中 追い山へ
さすが博多の女は 支度に 追われながらも 微笑む
太鼓が鳴り響く 追い山は唸りをあげる
事の初めは箱崎浜への 無病息災 おしおいとりたい
おくしださんを 取り巻く町が 一年のヘソに気合いば入れて
(手一本!)
祭が終われば また来年を誓う 男達
貝汁に冷酒 水法被の滴り 気にせず
櫛田神社は静まり 博多 今 夏が開ける
福神流は 明治の時代 駆け抜け 消え去った
こだわり続ける 法被に 夢馳せる 西中
櫛田神社の夜明け 朝焼けに向かって走る
手のごい取って 祝いめでたで 流れがきが 町に繰り出す
去年もろうた 赤手のごいに 恥じぬ気持ちで 鼻どりに付く
恵比須 大黒 東に千代と いずれ劣らぬ 猛者揃いだが
土居に 中洲に 西の流は 屈強絵に描く 男衆たい
長法被でも 横番を切る子供叱るは 長老の檄
表弁慶 前切る長刀 見送り三番棒 台下に付いて
オイサ オイサ