歌 :
郷ひろみ
時はただ僕のために 流れてくはずだった
自分以上に誰かを 思う日が来るなんて
新しい五線紙には 悲しい唄もあるだろう
だけど君がいるかぎり 声を枯らし唄うよ
君というその強さ 君というその儚さ
君というその優しさの中で
僕は気づいていく ずっと探していく
明日のためできること
追いかけてもがくうちに 夢は形を変えて
何処へ向かっていたのか 見えなくなる日がある
そんなとき僕はいつも 一本の木を見上げ
何があってもぶれない 帰り途を知るんだ
光が君を照らし 雨が君を濡らし
風が君を裸にしても 僕が季節になる
ずっと見つめている ありのままの君のこと
傷つかずに歩きたくて 頑なに閉ざした日々もあった
君と勇気に満たされて 失くすものは もう何も無いから
君というその笑顔 君というその涙
君というその奇跡に出逢い
僕は気づいていく 限りある命は愛するためと
光が君を照らし 雨が君を濡らし
風が君を裸にしても
僕が季節になる ずっと愛していく ありのままの君のこと
だから安心して 僕に身をゆだねて ありのままでそばにいて