歓談中のBGMは何も気にせず大好きな曲を
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披露宴で使う曲は、それまでにも何度か考えていたこともあって、割合スムーズに決めることができました。曲が目立つシーンやゲストが曲に集中しやすい大切なシーンは、他の人が披露宴で使ったものなどを参考にすることもできましたし、それほど悩みすぎることはなかったんです。
ところが最後の最後、あらかた披露宴の流れがまとまってきたところで壁にぶつかってしまいました。それは歓談中のBGMです。私たち新郎新婦はお色直し等で会場を出ている間、ゲスト同士でお話してもらう時間に流す音楽。
プランナーさんは、それほどこだわりはないだろうし、なんでも良いのではという簡単なアドバイスしかくれません。でも、私たちはその場にいないとはいえ、歓談中も披露宴の一部であることは間違いないわけで……。それに、着替えが長引いたときのために10曲ほどは決めてくれと言われてしまい、音楽にそれほど興味のない私はどうしたものかと思っていました。
青春をささげたアニメのキャラクターソング
出典:We Heart It
私たち夫婦の共通の趣味は、アニメ・漫画鑑賞です。結婚してからは二人で流行のアニメを観る程度ですが、結婚前の私はかなりひとつの作品に入れ込んでオタク活動をしていました。でも結婚式はいかにもなオタク婚にはしたくない、ということで、あまりアニメ系の音楽は使わないようにしていたんです。
でも、歓談中のゲストは基本的には会話と食事に夢中のはず。それならちょっとくらい趣味の曲を入れても大丈夫かな?そんな風に感じ、学生時代にものすごくハマっていたアニメのキャラクターソングを使うことにしました。
曲名は「Good!」。鋼の錬金術師というアニメの曲です。すごく明るい曲調で、アニメのキャラクターみんなで歌う前向きな歌詞も大好きで、今でもこの曲が入っているCDは大切に持っています。
好きな曲を使うことができたという満足感
出典:We Heart It
この曲を流してもらったのは、歓談中の3曲め。ゲストの会話もほどよくはずんだころかな?というときです。後ほど撮ってもらっていた映像でそのときの様子を確認しましたが、やっぱりあまり曲を聴いている人はいない様子でした。
ただ、私の学生時代の友人からは後日指摘がありました。私が当時何度も聴かせていたからか「すごく懐かしかった」と言われてしまいましたが(笑)
私としては、自分の披露宴で大好きな曲を流すことができたという満足感がすごく大きかったので、この曲は使ってみてよかったなと思っています。
ナミ
2013年3月にリーセントカルチャーホテル(岡山県)で 挙式