迎賓の曲が肝心!これからもお世話になる家族や来賓の方々へ思い込めた選曲を…
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長年付き合った彼から念願のプロポーズをされて喜びで舞い上がっていた私は、結婚式の準備がどれだけ大変な事なのかを、この時は知る由もありませんでした。
私の母の勧めで式場はすぐに決まりました。日取りの3か月前から、結婚式の準備が始まりました。お互いの仕事の休みが週に一度しか合わなかったので、結婚式の日が近づくにつれて仕事が終わってからの準備になりました。ハードなスケジュールのせいで疲れが溜まっているのか、些細な事でも喧嘩をするようになり、結婚式自体を止めてしまおうかと、ふと考えた事もありました。
忙しさの中で忘れていたモノ
出典:We Heart It
そんななかで、私達の担当のウェディングプランナーの方が、ギスギスしている私達の雰囲気を察してくれたのか「結婚式は、今までお二人がお世話になってきた人達へ、夫婦になり心からの感謝と誠意の気持ちを示す場です。来賓の方々は、それぞれ想いを馳せながらお越しになられるので、後悔のない良い結婚式にしましょう。」という言葉で目が覚めました。結婚式を挙げる事は、これまでの二人の人生を支えてきてくれた、家族、兄弟、友人達が来てくれる事に最大の意味があるのです。
式に来てくれた方々に感謝の気持ちを込めて
出典:We Heart It
忘れかけていた大切な事に改めて気付けてからは、全てに手を抜かず、来賓の方々の顔を思い浮かべながら準備をしました。来賓の曲は、挙式が終わり、披露宴が始まるまでに流れる曲で、ゲストの方達が新郎新婦と過ごした思い出が駆け巡る重要なシーンです。ゲストの気持ちになって、どんな曲が相応しいかを二人で意見を出し合って決めたのがEnyaの「Wild Child」です。
この曲は、クラシック調のスローテンポの曲で、眠れない夜に私が聴いていた、結びつきの深い曲でした。Enyaの歌声が心を落ち着かせてくれます。心地良い曲は、ゲストの方達が一番喜ぶのではないかと思い、彼も賛成してくれました。素敵なウェディングプランナーの方が担当になってくれて、心に響くアドバイスをしてくれたお陰で、最後まで納得のいく準備をする事が出来ました。
この曲にして大正解でした♡
出典:We Heart It
結婚式が終わってから、担当のウェディングプランナーの方が「感動的な結婚式でした。曲の選曲もとても良かったですね。お二人がいないシーンで、涙ぐむ人が大勢いた事が非常に印象的でした。お二人の人柄でもあると思いますが、ゲストの方達全員が、こんなに笑顔で一体感のある結婚式に携われた事を嬉しく思います。」という一言がとても嬉しかったです。「Wild Child」が流れている間は、ゲストの方達が飽きのないように、一人一人へ思いの込めたメッセージを、ネームプレートの裏に書きました。後で、出席してくれた友人から心に響くメッセージが嬉しかったというメールが来て、非常に嬉しかったです。
こんな曲もいかが?
出典:We Heart It
Enyaの「Wild Child」は、心が安らぐと定評のある、結婚式では非常に人気の高い曲です。しんみりなり過ぎず、リラックスした気分に浸れるので、ゲストの方達の気持ちが落ち着けるのにベストな曲です。この曲と併せて披露宴にお勧めの曲が、葉加瀬太郎さんの「エトピリカ」です。「エトピリカ」は、ゲストの方達をお見送りする送賓の場にお勧めです。明るい未来をイメージするこの曲は、二人の明るい門出を祝福するゲストの気持ちとリンクします。
ココアパウダー
2012年5月にハービスENTチャペル(大阪府)で 挙式