余興で一番印象に残っているのは、やはり自分自身の結婚式です。 友人の結婚式で何度か余興をやったことはありましたが、いざ自分がされる立場になった時、正直とても緊張しました。 というのも、余興は地元の友人達にお願いしたのですが、普段はふざけた事しか話さないような仲なのです。 私の性格のせいもありますが、真面目な話になるとついつい照れくさくて、全く関係ないことを言ったりしてしまうという、子供同士のような関係でした。

そんな友人達に余興をお願いするとどんなものを作ってくれるのか、８０％ぐらいの期待と、２０％ぐらいは変な写真が出てきたらどうしようとも思いました（笑）。 そして当日、余興の時間となり、友人が登場しました。 最初に挨拶程度にスピーチをしてくれましたが、思ったとおりふざけてきました（笑）。 場内が笑いに包まれるなか、いよいよ余興です。 友人達が作ってきたという映像が会場内のスクリーンに映し出されました。

そこには、私と妻の友人達からのお祝いメッセージが流れてきました。 ２０人ほどの人達がコブクロのMillion Films（学生の時何度もカラオケで歌ったとても好きな曲です）に合わせて、メッセージが書かれたホワイトボードを持って登場してくれました。 普段はふざけてばかりの友人達が、私達のために頑張って友人達のもとに動画メッセージをもらいに行ってくれていたのです。 しかも内容は真剣なもの（一部ふざけていた人もいましたが（笑））ばかりで、友人達の想いがしっかりと伝わりました。 動画は友人からDVDでもらい、２年以上経った今も見返すことがあります。 結婚式という特別な場で、本当に嬉しい気持ちを与えてくれた友人達にとても感謝しています。