家族の絆で感動につつまれたサプライズ余興
♡ 1
私が出席した友人の結婚式での余興が素晴らしいもので感動したのでご紹介させていただきます。 披露宴もそろそろ終わりという時間に、サプライズでの余興がありました。 司会者の紹介で余興の場に現れたのは、新婦のお父様と、親族の方2名でした。 最初は何が起こるのか会場では拍手が起こるというよりか、ざわめきが広がりました。
そんな中、お父様がギターを取り出し、親族の方1名がキーボードを持ち込み、もう1名の方はスタンドマイクの前に立ち準備が始まりました。 その間、スクリーンには新婦の幼少期のよちよち歩く姿が映し出され、新婦は目に涙を浮かべていました。 その時、ゆっくりとしたリズムでお父様のギター演奏が始まりました。その曲が斉藤和義のウェディング・ソングでした。
お父様は決して慣れた演奏ではなく、どちらかと言えば、ひとつひとつギターのコードを確認するようにゆっくりとぎこちない演奏でした。 その様子から、新婦の結婚式の為に一生懸命練習してきたのだろうという事が伝わってきて、私も涙が出ました。 ギター演奏と親族の方のキーボード、コーラスで素晴らしい弾き語り演奏がありました。 私は今まで出席させていただいた結婚式で、こんなに心温まる、愛の溢れる余興を見たことがありません。 余興とは、友人が会場を盛り上げる為、祝福する為にするものだと勝手に思っていましたが、親族が結婚する子供に愛を込めて贈る余興も素敵だなと思いました。 この、家族が子供へ贈る余興がもっと広がればいいなと思いました。
a.bcsz1
2015年5月にザ マーカススクエア 神戸(兵庫県)で 挙式