歌 :
CHEMISTRY
どこまでもつづく夢 カケラ集めて
息することも忘れそうになってた
気がつけばすぐそこで 明日が待ってる
このまま夜が終わらないといいのに
うまれた街並みに 背を向けてはじめて
あなたからのやさしさが 僕の心しめつける
未来に待ち焦がれ見下ろした ひとつだけ心に焼きつけた
歩道橋からの夕暮れは 枯れ草色に染まってますか
この部屋に最初の冬が来て あざやかに世界は色づいて
今度帰る時にはきっと照れずに 感謝してるとありがとうと言える
押し込めた気持ちすら 吐きだせなくて
近頃うまく笑えないことばかり
暗い部屋にともる 留守電に残された
呼ぶ声さえこの胸の いちばん奥をかすめてく
靴を脱ぎ夢中で追いかけた 空の下気ままに吹いていた
河原の風は今も シロツメ草を揺らしてますか
この街に毎年春が来て 少しずつ確かに時代は過ぎて
あなたに降る未来に息づくものが ただ陽だまりにつつまれますように