歌 : 
秦基博
										立ち止まる君の影 大きな雲の影に飲みこまれた
かくれた陽が  また覗くまで  君は歩き出せないでいる
差し出した僕の手を  ためらいがちに見つめている
君の指が触れるまで  僕もただ立ち尽くしていた
僕ら手をつないだ  もう見失わないように
置き去りの  街の中で ひとつ確かなもの
この手のぬくもりだけで  僕ら  歩き出せるんだよ
踏み出した足元に  夕立がその始まりを落とした
今  雫  はねのけるように  景色まで熱を帯び始めたんだ
僕ら手をつないで  雨の中を駆け出すよ
加速する街の中で  まだ見えないものも
互いが目に映るなら  僕ら映し出せるはず
君のその胸の鼓動と  僕の胸のざわめきが
響いて  響き合って  同じように震えあって
まるで同じもののように  シンクロするよ
僕ら手をつないで  雨の中を駆け出すよ
降り注ぐ冷たさも  もう怖くはないんだよ
僕ら重なり合うから  二人で さぁ行こうよ
                
デビュー曲でこの完成度はスゴイ!!