歌 :
榎本くるみ
街路樹沿いのフラワーショップに
あなたの好きな黄色い花が咲いてる
いつか枯れてしまう花だからこそ
哀しい程の美しさがそこにある
水をやらずに枯らした花に自分を重ねて
寂しく思ったりする自分が嫌いだった
空に舞い上がる風船の赤のように
いつか色を無くして消えてしまうような
夢や憧れをあきらめちゃいけないと
あなたはそっと教えてくれた
帰りの電車から見たサーモンピンクの夕日を
きっとあなたも見てるんだと強く思った
美しすぎて泣いたこの空も 綺麗だと思えた枯れゆく花も
2人追い続けた素晴らしき世界 どんな場面もあなたといるから
何より強く生きていける
緑と空の青の綺麗な公園を
通り過ぎるたびにせつなくなるけど
これが最後だと思ったあの笑顔に
笑顔で返せた私は確かにいた
街の色も匂いも移り変わっていくけど
何も変わらないままの私とあなたはいる
突然降った雨のざわめきも
その後に輝いた虹の鮮やかさも
2人追い続けた素晴らしき世界
どんな場面もあなたはいるから
何より自分を好きでいれる
描き始めた夢はまだ完成してないけど
あなたと見たきれいな色で描き続けてるよ
美しすぎて泣いたあの空も 枯れてもまた咲く花もその優しさも
2人追い続けた素晴らしき世界 どんな場面もあなたといるから
美しく続いてく素晴らしき世界 今も私の目の前に広がっていく
2人追い求めた夢や愛に 近づこうとすれば いつでも
私とあなたは 何度でも出会える 素晴らしい世界