歌 :
布袋寅泰
瓦礫の天国(ヘブン) 人はなぜ
棘(いばら)の道 選ぶのか?
闇に光 探す時
胸の傷が 星になる
俺の声が 聞こえるか?(この祈りが 聞こえるか?)
負ける前に 逃げるのか?(じっと息を 殺すのか?)
夢を棄てて 生きるなら(闘わずに 生きるなら)
おまえはもう 死んでいる
永遠が終わる頃
人がもっと愚かでも
愛だけは輝いて
消えた明日(あす)を照らすだろう
伝説は始った
おまえが振り落とす
一粒の涙から
廃墟の楽園(エデン) 人はなぜ
背中の羽根 もがれたか?
自由にふと 憧れて
風の歌を 憶い出す
栄光の旗の下(もと)
勇者達が競うのは
真実(ほんとう)の優しさを
学ぶための儀式だろう
伝説は始った
おまえが恋をした
汚れなき魂から
俺の声が 聞こえるか?(この祈りが 聞こえるか?)
死んだ夢を 揺り起せ(叫びながら 抱き起せ)
そして星と 共に抱け(心の目が 開いたら)
おまえはまだ 生きている