退場BGMにおすすめの威風堂々
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私たち夫婦は音楽がきっかけでつながった夫婦のため、もともと音楽関係の友人も多かったことから音楽にあふれた披露宴となりました。ほとんどの時間が生演奏のオンパレードで、まるでクラッシックのコンサートのような雰囲気となり、列席者も音楽好きのひとが多かったことから、披露宴は大変好評のうちに終わりました。生演奏主体の披露宴の中でも入退場は私たち夫婦を注目して頂きたかったため、録音によるBGMとしましたが、退場BGMにはエルガー作曲の威風堂々を採用しました。
エルガーの威風堂々
出典:We Heart It
退場の際にはエルガーの威風堂々の中でも中間部のトリオの部分だけ抜粋して使用。もともと英国の王様の戴冠式の際にもこのメロディーが採用されたという経緯もあるせいか、この曲はおめでたい席にはよく使われる曲で、テレビCMなどや、式典の表彰式などのBGMでも良く使われているため、披露宴のような席にもとても相応しい曲です。
曲想は穏やかな中にも豪華な明るさが漂う曲で、テンポはゆっくりのため、披露宴の入退場のように時間をかけてあるく場合のBGMにはとても良いと思います。メロディーは有名であることから、ほとんどの列席者がきいたことがあるメロディーでもあり、披露宴の締めくくりにはもってこいの曲だったと思います。
実際にこの曲を採用してみてとても良かったと思います。披露宴の最後ともなる退場の曲として、寂し過ぎず、賑やか過ぎず、二人の門出が明るいものとなるような予兆を残せるような曲調ですので、クラッシックの曲の中ではこれ以上の曲を探すのはなかなか難しかったのではないかな、と今でも自負しています。
退場のBGM
出典:We Heart It
またこの曲の良いところは、同じメロディーを何度も繰り返しているため、退場が終わるところで曲を切りやすいところにあります。曲の構成によってはきちんと区切りになるところでカットしないとなんとも不自然な印象を残して終わり、ということになりかねませんが、この曲はそんなこともなく、自然にフェードアウトできるため、退場の際には好都合の曲だと思います。
お客様の評判は良かったと思います。披露宴全体を通じて音楽三昧の式となりましたが、途中生演奏が続いたため、最後の退場のBGMを録音に戻したら変に思われるのではないか、急に安っぽくなった、という印象を与えるのではないか、という心配もゼロではありませんでしたが、エルガーの威風堂々のすばらしさはそんなつまらない心配を見事に吹き飛ばしてくれました。これから結婚するカップルにも入退場ではぜひともおススメしたい一曲です。