沖縄での結婚式の披露宴で「創成のアクエリオン」を使用しました。
どちらかというといつも私のいう事をきいてくれる控えめな彼なのですが、打合せを進めていく中で音楽の選曲になった際、それまではすべて私の好きなようにしていいよと言ってくれていた旦那が絶対にこの曲を使いたいといったのでプランナーの方も私も最初は驚きました。
曲名を言われても最初は分からなかった私にわざわざ音源を聞かせてくるとＣＭでも聞いたことのある曲でした。
アニメソングで、パチンコでも使われている曲だとのこと。
正直いうと最初は嫌だなと思っていた私でしたが、あまりない彼からの意見を取り入れることにしました。

そこから問題になったのはどのシーンで使うかでした。
沖縄ウェディングだったので通常の披露宴と比べると時間が短く、曲数もとても少ないのです。
入場、退場、ケーキカット3曲くらいの予定でした。

その日の打合せの帰り道で彼へなぜこの曲が使いたいのかを聞いてみると意外な理由でびっくりしました。
なんと私との初デートの思い出の曲だからだというのです。
私にはまったく覚えがなかったのです。

もともと友達の紹介で付き合い始めた私たち、1年程の付き合いで結婚を決めました。
始めてのデートの時彼は私の家まで迎えに来てくれたのですが目印が近所のパチンコ屋さんだったのです。 初めてで家が分からないのでパチンコ屋さんで待ち合わせをしたのですが、私を待っている間にそのパチンコ屋さんで流れていた曲がこの曲だったようです。

それから何となく気になって彼はこの曲を聞くと緊張しながら私を迎えに行っていたことを思い出していたとか。 しかもこの日の打合せのために一応内容を彼なりに調べてくれたらとてもいい歌詞でもあるのでとドキドキしながら提案してくれたそうです。 凄く照れながら話してくれてとても嬉しかったです。

昔からずっとこれから先も愛していくよという歌詞の内容だったこと、初デートで始まりの思い出の曲だったので入場シーンで使うことに二人で決めました。
当日まで曲は内緒にしていたのでみんなの反応が気になるところでもありましたが当日は海の見える会場でこの曲が思いの他ぴったりでした。
最初のさびのところで扉があいて入場するととても盛り上がりました。
彼の友人は彼がこの曲を選んだ理由をしっていたみたいで入場中冷やかされていました。 無理をお願いして会場の映像を流すところへ私たちの思い出の写真とあわせてこの曲の歌詞を流してもらいました。 後日私の友人にも曲の印象とエピソードを話したら意外とあっていてよかったと言ってもらえました。

アニメソング、パチンコのイメージがあるから敬遠してましたが思いのほかうまくいって良かったです。
今では思い出の一曲です。