おしゃれ感に少しのおふざけ感
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ジャズを選曲すると、おしゃれ感を外すことがありません。披露宴会場はどこもおしゃれなので、ジャズは鉄板チョイスといえると思います。
ゲストの方々もせっかくおしゃれをしてくるので、ゲストにも非日常的なおしゃれな雰囲気を味わってもらいたいですし、そのため、おしゃれで高級感のあるレストラン(華族の旧邸宅)を貸切で披露宴を行なうことにしていました。その会場の雰囲気を活かしたいので、新郎新婦の想い出曲だけでなく、会場に見合ったBGMも取り入れたいと考えていました。(意外とたくさんの曲を選ぶ必要があるので、よほど想い出の曲がある人でなければ、今まで知らなかった曲を入れ込む余地はあると思います。)
アニジャズという選択
出典:We Heart It
ジャズを選曲するといっても、知っているジャズの曲はありませんでした。しかしながら、アニメの主題歌をジャズで演奏しているのをYouTubeで見つけ、これだと思いました。私は30代前半ですが、自分たちが子どもの頃のアニメ主題歌が続々とジャズアレンジされているのです。
始めからアニメ曲を流すこと自体を検討していたわけではありませんが、おしゃれな雰囲気を醸しながら、自分たちが大好きだったアニメを取り入れることができるのは、正直にうれしいことだと感じました。そこで、お色直し後の入場曲に、ドラゴンボールZの「CHA‐LA HEAD‐CHA‐LA」をジャズアレンジしたものを流すことにしました。原曲は、かなりハードなロックですが、ジャズアレンジでは柔らかく明るいジャズに仕上げられています。
気づく人は気づく面白さ
出典:We Heart It
当日流してみると、明るく楽しいお色直し後の入場を演出してくれましたし、やはりおしゃれ感を外すことはありませんでした。これは想定通り。
大多数の人は「おしゃれな雰囲気の曲だな」と感じるにとどまっていたと思いますが、一部の人は「あ、ドラゴンボールだ!」と気がついたようです。ゲスト60人中、2人。気づいた人からは、「まさかドラゴンボールが出てくるとは!」と意外性を楽しむ感想が聞けました。想定通りのBGM効果も得られたし、ゲストを楽しませる意外性も提供できたので、一挙両得のチョイスであったと思います。
ジャズでありつつ、かっこつけすぎることのないちょうどよさがあるので、自分たちの披露宴のあとも、友人の披露宴の余興などでアニジャズを取り入れています。どれもふざけ過ぎることなく、雰囲気よく仕上がるので、好評いただいています。