友人へのコメントと感動のフィナーレ
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台風が直撃していた真っ只中に結婚式を開催し、遠方では九州から来てくれていたこともあり、絶対に心に残る結婚式にしたいと主人と1年前から一生懸命手作りしてきました。オープニングムービーやビデオにも力を入れ、楽しさ、笑い、驚きを交えた内容にして幅広く来ていただいていた世代に理解してもらえるような内容にしたことを覚えています。
主人の父親は、主人が若いころに亡くし、お父さんの分まで結婚の内容を充実させたいということで、特に重きをおいたBGMの選曲。私が小さいころからピアノを習っていたということもあり、BGMで全てが決まると思っていました。
こだわりの選曲
出典:We Heart It
会場側に一括してBGMを頼むこともできたのですが、それでは何も思い入れがないと思い、自宅では、シチュエーションごとに使いたい曲をあげ、イメージしながらここではこの曲という風に、主人とひとつひとつ決めていきました。特にこの長渕剛さんの「友よ」という曲は、私たち二人とも普段からずっと聞いていた曲で、そして、カラオケなどでも歌っていた曲でした。
エンディングムービーのシーンで
出典:We Heart It
結婚式を挙げられるのも、もちろん両親をはじめ、友達との縁がなければ祝ってもらえないし、来てももらえないので、一番最後のエンディングの時にVTRとともに来ていただいた友人やお世話になった方へ、一人一人へコメントを残し、映像として流したBGMになります。長渕剛さんといえば、誰もが知っている曲で、主人関係の会社関係の方も、年配の方なども多かったので、ワインを飲みながら涙を流す姿もありました。
感動的なシーンに
出典:We Heart It
主人はどちらかというと青春時代はヤンチャで、この長渕剛さんの曲の歌詞がぴったり当てはまるということで選曲しました。特に、このVTRが流れた後に、主人が最後のコメントとして、ずっと支えてくれた主人のお母さんに、初めて「おかかさん、ありがとう」と、みんなの前で言ったとき、会場がシーンとなり、心から発言した言葉に、私の上司からも一番感動したとコメントを頂きました。もちろん、この曲があってみんなが感極まった後に、そのコメントなので、なおさら、心から感動したのだと思います。
私までもらい泣き
実際の結婚式での写真
私自身もまさかの主人のアドリブのセリフに、思いっきり泣きました。男親のお母さんが一人でどれくらい大変な思いをして育ててくれたか、そう思うと、涙が止まりませんでした。曲には本当に人の心を動かす不思議な力があります。だからこそ、自分たちの結婚式は自分たちで作るという高い意識で開催するのがいいと思います。絶対忘れません。心に残ります。
あけんこ
2011年9月にアニヴェルセルヒルズ横浜(神奈川県)で 挙式