小田和正さんの曲は、このような結婚式など定番でみんなが知っている曲となると、CMで流れている「確かなこと」とか、有名な曲がありますが、私は、どうしても人とかぶることがないようにと、色々探しました。また、もし他の結婚式等でその曲が使われていたとしたら、どうしても先入観というか、イメージがついてしまうのが嫌だったので、この曲を選定してみました。そして、もちろん、一番の選定理由は、歌詞がとてもいいからです。

私自身、その時とっていたビデオ撮影で見たのですが、やはり曲に泣いていた人が複数いました。私のことを幼少のころから知っている小学校の担任だった先生や、ピアノの恩師、また、赤ちゃんの頃からお世話になっている方も出席してくださっていたので、この曲を使用することで、私が感極まることが多々あったくらいです。私の気持ちがこの曲と映像で伝わることを願い、そして当日流せたので、その気持ちが伝わったことで涙を流してくれた方もいらっしゃったと思います。

この曲はプロフィールムービーにてBGMで流しました。0歳の私が成長していく姿を流しながら曲のサビを結婚式へ持っていくような流れです。お色直しの時にこのプロフィールを流していたので、実際私はみんなの表情を見ることができていませんが、ビデオ撮影の様子を見て、このプロフィールムービーで使って良かったと思いました。それは、やはりこの曲の歌詞が、自分自身を照らしているような気がしたからです。また、ずっと使うならこの曲をどこかで使いたいと思っていたので、主人のプロフィールムービーのBGMが決して私のとかぶることがないように約束し(笑)、私の映像がこの曲によって完成しました。

どんな世代の方でも、受け入れてもらえるような曲で落ち着いた曲でもあるので、高齢者の方などいるような会場でしたら、耳障りがないのではないかと思います。特に写真とか昔を懐かしがりながら見てもらうシーンで、振り返りをする際に邪魔にならない曲といったら、やはり小田和正さんはベストと思います。今でも、DVDを持っていますが、はやりその曲によって思い出し、今でも見ると涙が出てくるくらい自分でも感動してしまいます。両親にとっても子育てしてきた思い出などを振り返るシーンなので、両親もグッときているのではないかと思います。