父と母が好きな曲で感謝の手紙を

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父と母が好きな曲で感謝の手紙を

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お茶子

2017年09月29日

結婚式の曲選びをしている時、式場のリストのなかから「未来へ/kiroro」をみつけました。曲選びは全体的にかなり迷いましたが、この曲を花嫁からの手紙のシーンで流そうということはすぐに決まりました。

昔から知ってたこの曲

出典：We Heart It

父と母がkiroroが好きで、小さい頃から家にCDがあり、よく流れていたのがこの曲です。幼い頃はよくわかりませんでしたが、とても優しいメロディーと歌詞の曲で、母への愛、母からの愛、感謝の気持ちがいっぱい詰まった歌です。小さい頃は、意味もわからず兄弟でこの歌を歌っていました。今思うとこの曲を歌う幼稚園児がこの曲を歌っているのはアンバランスで、おもしろいですよね。笑

歌詞に共感

出典：We Heart It

私は高校を卒業して、就職のために家をでました。兄弟はいますが私はひとり娘なので、両親はさみしい思いをしたと思います。一人暮らしを始めて、後に当然私もにさみしい思いをするのですが、実家にいた時と変わらず父と母はいっぱい愛情を注いでくれました。(歌詞のように、離れた母に素直になれなかったこともありましたが...。)結果として、両親と離れたからこそその愛情がよくわかり、元々大好きだった家族のことをもっと大好きになりました。

手紙のシーンで

出典：We Heart It

両親への手紙は、何度も何度も書き直しました。長くなりすぎてしまったり、もっといい内容はないかと考え直したり、感謝の気持ちをたくさん込めて、お父さんとお母さんを感動させたくて、精一杯ありがとうを伝えたかったのです。幸いなことに、手紙だけでなく、歌詞も私の気持ちを後押ししてくれます。
結婚式前、最終確認のつもりで結婚式で使う曲を流して聞いていたのですが、未来へを聞いていると自然と涙がでてきました。
たくさん苦労をかけた父と母、大好きな父と母、家を出ることを許してくれた、結婚を許してくれてたことへの感謝がこみ上げてきます。

この曲を選んで良かった

実際の結婚式での写真

結婚式当日、未来へのイントロに導かれながら父と母が立っているところは歩いて行きました。それだけで、もう涙がでそうでした。手紙を読み始めると父が目を閉じていて、泣きそうになっているのがわかりました。この曲の意味をわかってくれたのかな、と思います。母も目に涙をためてこちらをみていて、私は声を震わせながら手紙を読みました。なんとか涙をこぼさず、手紙を読み終えることができました。後日、母が「あなたが我慢していたから、お母さんも我慢したよ」と言っていました。大好きな父と母に感謝の気持ちを伝えられたこと、この曲が後押ししてくれたこと、本当に良かった思います。

この記事で紹介した曲

2017年8月に札幌パークホテル(北海道)で挙式

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