福山雅治さんの家族になろうよをクリスハートさんがカバーしているバージョンをケーキ入刀の場面で使用しました。

ケーキ入刀の時間を、新郎新婦だけではなく、サプライズで両家両親にも出てきてもらいました。本当はそれぞれの両親にお手本バイトまでしてもらいたかったのですが、新郎父がかなりシャイで頑固なところがあり、披露宴の場で絶対やらないなんてことになったら雰囲気がぶち壊し！と思ってその演出をやめました。その代わりに、ケーキ入刀は両家両親にお手本という形で披露してもらい（ケーキをこだわって、ハート４つで作られた四つ葉のクローバー型に決めました！）、バイトはノリのいい母たちに参加してもらうことにしました。「これから、うちの味も覚えてね」そんな意味を込めて新郎母から、新婦へバイト。「いつでも、気軽にごはんを食べに来てね」と新婦母から新郎へバイト。今までみたことのないオリジナルのバイトができました。（司会の方がこれを当日「エターナルバイト」とつけて紹介してくださいました。）そんな時に使ったのがこの「家族になろうよ」でした。クリスハートさんの柔らかい歌声が、ケーキ入刀の演出をより盛り上げてくれたように感じます。海の見える会場、もう少しで夕日が沈むという時間帯。とても和やかな雰囲気でケーキ入刀をすることができました。

福山雅治さんのオリジナル曲も大好きでどちらを使うかとても悩みましたが、福山さんの曲は定番中の定番な気がして、少し違うものを使いたかったのもあります。また、会場をイメージした時に、不思議とクリスハートさんのカバーの方がしっくりきました。披露宴の選曲、とても悩む作業ですが、自分達が作り上げたい披露宴のイメージや、会場を想像しながら選ぶと決めやすいかもしれません。

披露宴全体を通して選曲がよかったと言ってもらうことが多くありました。この曲も、祖父母世代からも好評で、騒がしくなくて落ち着いた気持ちで聞けてよかったと言ってもらえました。また、友人達からは、両親と一緒の演出がとても良く、そこでこの曲のチョイスは最高によかったと。決して泣く場面ではないはずなのに、照れならがケーキを切る両家両親の姿や、ここに出来た「新しい家族」の温かな雰囲気にうるっときてしまった、そして、曲がさらにいい空間を作り上げていたと言ってもらえました。