私と主人の結婚式はゲストハウス内にあるチャペルで行いましたが、2人もゲストも誰1人クリスチャンではないのに神父さんが出てきたり賛美歌を歌ったりするのは違和感があったので、十字架を外してもらい、2人で誓いの言葉を述べ合ってゲストの皆さんに承認してもらう形の人前式にしました。
そこでの式中のBGMもパイプオルガンではなくハープとフルートの生演奏で、宗教音楽ではない曲を演奏して頂きました。

挙式が終わって退場→再びゲストの皆さんのフラワーシャワーのアーチを通って階段を降りていく場面でのBGMは、明るくてハッピーな曲にしたいと思い、Maroon5のSugarに決定。
歌詞の内容は実はちょっとセクシーなのですが、なんといってもこの曲のプロモーションビデオが”Maroon5のメンバーたちがその日街中で行われている5つか6つの結婚式にサプライズで突入してSugarのゲリラ演奏を行う”（という設定の）ものなんです。
突然パーティー会場に幕が張られ、裏ではバンドのセットアップが行われます。会場が”何が起こっているんだ？”とざわついていると幕が落とされ、そこにはMaroon5のメンバーがいて演奏が始まり、新郎新婦もゲストも目を丸くしてOh my god!!と叫び、やがて全員がその周りに集まり狂喜乱舞で踊りだす…というシーンがいくつも流れ、思わず鳥肌が立ってしまいます。
これはYou Tubeなどでもかなり話題になり、歌詞の内容が直接的に結婚の話というわけでもないのに、この曲を聴くと結婚式を思い浮かべる人が多いのはそのためです。

この曲はどこかで絶対使いたいと思い最初からリストアップしていたのですが、ゲストとの距離が近くよりプロモーションビデオのような雰囲気の場面ということでフラワーシャワーでのBGMに選びました。
ドアが開くまでにイントロを流しておき、ドアオープンでサビのぶわっと盛り上がるところをタイミングよく当ててもらいました。
Maroon5ならノリが良くても子供っぽくならず、ゲストにも好評でした。