女手一つで育ててくれた母へ感謝の気持ちを込めた花束贈呈
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私が小学生の時に父は病気で亡くなり、それまで専業主婦だった母は、長女の私と1歳ずつ年の離れた妹2人の3人姉妹を、女手一つで育ててくれました。母は、事務の仕事や接客の仕事など1日も休む事なく、家事と仕事と子育てに精一杯取り組んでいました。
母は、どんなに忙しくても、学校の親子参観には仕事の合間を縫って必ず参加し、誕生日の日には私達3姉妹の大好物であるケーキ、ケンタッキー、サンドイッチなどのご馳走を並べて、誕生日を祝ってくれました。
母のおかげで、私達3姉妹は何不自由することなく、すくすくと成長していきました。
自分も温かい家庭を築きたくて
出典:We Heart It
私は高校を卒業すると、母の助けに少しでもなれば良いなと思い、接客関係の仕事に就職をしました。それから7年の間、母と妹達2人の女だらけの4人家族で、笑いあり涙ありの笑顔の絶えない生活を送っていました。
そんな私も気付けば結婚適齢期の歳になり、最愛の人と出会い結婚を意識するようになりました。結婚に人一倍強い憧れを抱いていた私は、いつか温かい家庭を築いて母に早く孫の顔をみせてあげたいと思っていました。
そんな時期に、今の主人からプロポーズをされて結婚する事になり、周囲の勧めもあり結婚式をする事になりました。
こんな演出も♡
出典:We Heart It
盛大なものではなく、本当にお世話になった家族、親せき、友人数人だけを招待した、とてもアットホームな結婚式でした。結婚式は、ゲストの方々への感謝の気持ちを込めて、景品の当たるゲームや皆が楽しめるムービーなどを用意しました。
特に、私達夫婦が拘ったのは「両親への花束贈呈」です。花束だけでなく、2人の生年月日が刻まれた、生まれた時と同じ体重のテディベアの人形を贈りました。
これは、私の強い希望で、女手一つで育ててくれた母へ感謝の気持ちを形に残る物にしたいと思い、精一杯思いの丈を込めたサプライズプレゼントでした。
涙そうそう
出典:We Heart It
その時に流した曲は、夏川りみさんの「涙そうそう」でした。この曲は、いつも忙しいなかで、家族で行ったカラオケで、母が必ず歌う曲でした。テディベアを贈った後、テディベアを嬉しそうに抱く母の姿を見て、私が生まれてきた時にもこんな風に赤ん坊の私を抱いてくれていたのかなと想像すると、感極まり涙が溢れ出てきました。後で、妹達、親戚の皆さん、友人から「とても感動的な結婚式だった」と言われ、心から嬉しかったです。
オススメです♡
出典:Pinterest
夏川りみさんの「涙そうそう」は、幅広い年齢の方に認知されている、親しまれている曲です。心に沁みる歌詞と歌声は、多くの人の子心に感動を与えます。両親への花束贈呈や両親への手紙など、感動的なシーンにお勧めです。この曲と併せて披露宴にお勧めの曲は、夏川りみさんの「花」です。両親への手紙のシーンや退場のシーンなどに最適です。澄んだ歌声と優しいメロディーは、心が癒されます。
ココアパウダー
2012年5月にハービスENTチャペル(大阪府)で 挙式