出席してくれたみなさんにエンドロールで感謝の気持ちをBank Band「糸」
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結婚式に出席してくれた親戚や友人たちは、間違いなく私たち夫婦にとって大切なひとたちばかりでした。義理で招待した人はひとりもいません。成長した私たちを見て欲しい、この人なら私たちの門出を心から祝ってくれるはずだと確信できた人だけに出席してもらったんです。そんな大事な人たちに披露宴の最後に贈りたい歌がBankBand「糸」でした。
人付き合いがうまくない私を支えてくれた人たちへ
出典:We Heart It
夫は顔が広く同年代からも慕われ年上の人たちにも可愛がられる人なんですが、私は決して人付き合いが上手ではありません。空気なんて読めないし、おもしろい話もできない、マメに連絡するのだって億劫に感じてしまうタイプ。だからこそそんな私でも良いと言ってくれる友だちは本当に大切な存在です。
母に連れられて家へお邪魔しても満足に挨拶もできない子どもだった私をずっと見守ってくれていた親戚たちも、大人になった今では大事にするべき人たちなんだということが分かります。夫側の親戚のみなさんや友人たちも、きっと彼をこれまで優しく守ってくれていた人たちなんだろうと思いました。
「逢うべき糸に 出逢えることを 人は仕合わせと呼びます」この歌詞は、私と夫が出会えた喜びを表したものでもあり、これまで縁をつないできた出席者のみなさんとの出会いをしあわせだと感じる理由でもあるのだと思い、そのしあわせを与えてくれた感謝を伝えるためにこの曲を使いたいと感じたんです。
エンドロールは夫が作りました
出典:We Heart It
エンドロールといえば、披露宴の間の写真を編集したものを会場側が用意してくれることもあるようですが、私たちの場合は、前もって自分たちで映像を作ることにしました。
使ったのは、前撮りのときに撮影した動画と集めておいたゲストの写真、そしてウェルカムベアーやウェルカムボードなど友人に作ってもらった小物たちの写真です。ゲストひとりひとりの名前と映像を合わせ、そこに私たちからのメッセージを加える形にしました。そして「糸」をまるまる一曲流していったんです。みなさんのおかげでこうして布を織ることができる相手と出会うことができました。そんな感謝を伝えることができたのではないかと思っています。
「いい歌だよね~」と言ってもらえるのが一番うれしい
出典:We Heart It
エンドロールで使ったゲストの写真は、幼いころのゲストと私たちのものだったりすることもあったので、友だちからは「もーやめてよー!」なんて軽く怒られたりもしましたが(笑)、曲に関しては「桜井さんの声とあの歌詞は最高!」という感想を聞くことの方が多かったです。騒がしくなりがちな披露宴の最後を、しっとりとした雰囲気で締めたいというときにもおすすめの一曲だと思います。
ナミ
2013年3月にリーセントカルチャーホテル(岡山県)で 挙式