友人の結婚式に招待された時のことです。新郎の友人の余興でした。 余興の時間になり、友人の1人がステージに上がり、スピーチを始めました。新郎との思い出や、新婦との馴れ初めなどを話していると、ドアが開いて違う友人達がビールの瓶を運んで来ました。友人は10人くらいはいたと思います。瓶もたくさん運ばれてきました。何が始まるのかと思いきや、またドアが開いて、大きな盃が運ばれてきました。それと同時に音楽が流れ始めました。ケツメイシのビールボーイでした。

スピーチをしていた友人は新郎のそばにいき、盃を新郎に渡しました。そして、他の友人達はその盃にビールを注ぎだしたのです。あれを全部新郎が飲むのかと思うほど、盃はビールでいっぱいになりました。友人のスピーチで、新郎はビールが大好きでお酒もかなり強い事が話されていました。そして、新郎はその友人に、一生に一度でいいから浴びるようにビールが飲みたいと言っていたそうです。その夢を叶えるための余興だったようです。 これには新郎もビックリしていた様子でした。しかも、周りの招待客の方もかなり驚いていました。

ビールボーイの曲に合わせてみんなが手拍子し、新郎は盃を口につけて飲みだしました。一気に盃の半分くらいまで無くなり、周りの人は「おー」と驚いていました。そしてまたすぐに飲み始め、あっと言う間に盃は空っぽになってしまいました。更に盃にビールが注がれ、今度は友人達がみんなで飲み干しました。 そのあと、友人達は新郎を胴上げして、余興は終わりました。 新郎が飲み干したことにとてもビックリしましたが、夢が叶ったようで良かったです。