新婦の喜んだ顔がみたくて。
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kira.kirajewel
2016年03月16日
私の以前いた会社は人数も多くて 部署が違えば顔も知らない人もいるほどでした。
そんな中で長い事会社に務められていた女性先輩が寿退社することが決定しました。 結婚式の日取りも決まり、招待状を貰った私達は、せっかくの結婚式だから思い出に残る事を何かしましょう。ということになりました。
ただ、日々の仕事でも忙しくなかなか時間を合わせることが出来ないでいる毎日を過ごしていると、もちろん、結婚式までのカウントダウンが始まってしまいました。 お世話になった先輩の晴れ舞台に何も余興の内容が進んでいないことに焦りを感じて、残業覚悟で話し合いをする事に…。
すると、この時間では使うはずのない会議室から音楽が…。
ジャニーズ好きな私は、「あっ!嵐だっ」と気づいたのですが、でも一体誰が?こんな時間に…。と数名で見に行くと…。
大先輩方が5人で嵐の曲の振り付け真っ最中でした。
足元さえもおぼつかない状況で何度も何度もリピートして踊っていました。
いつもは、仕事ばかりで笑顔さえあまり見せない大先輩方が必死に最近の曲の振り付けを練習している姿が目に焼き付いています。
しかも、それは、毎日、仕事が終わると練習していたようで、どんどんうまくなっていました。
あとから聞いた話ですが、大先輩方からみると後輩にあたるその先輩の結婚式…。その先輩が入社してきた時から知っていることもあり、結婚しないんじゃないか?と思ってた矢先の結婚式の話だったので、晴れ舞台で笑顔を見たくて一生懸命頑張っていた。とのことでした。
日頃は怒ってばかりの大先輩方、とても感動しましたよ。
kira.kirajewel
2013年11月に鹿児島県にある城山観光ホテルでの友人の結婚式での余興