親友の結婚式で行われた余興をご紹介します。

新婦の１回目のお色直しが終わった後、司会の方から余興のアナウンスが入りました。 するとスクリーンが下りてきて、余興をする方々の舞台裏をドキュメント形式に編集した映像が流れ始めました。 彼らの役作りも素晴らしく、とりわけそっくりさんがいるわけでもないのですが、 衣装と表情でいかにもダンスができる風を装っていました。
円陣を組み「よしっ！！」と気合を入れ、幕の向こうへ向かう彼ら。 すると扉が開き、雰囲気はすごくEXILEっぽい人たちが舞台へ向かって行きました。

ここで音楽がスタート！話題の「R.Y.U.S.E.I」です。
この曲で有名なのは「ランニングマン」というサビの部分のパフォーマンスなので、 サビだけ踊るのかと思いきやまさかの１曲フル踊り通し！
そしてちゃんとボーカル役が二人いて、口パクで歌っていました。
肝心のランニングマンも全員完璧で、途中で新郎がメンバーに混じって踊る場面もありました。 最後には衣装の裏に書かれた「おめでとう」の文字を新郎新婦に見せて、余興は大きな拍手で終了。
舞台の前にいたのがご年配の方々だったので多分曲自体を知らずただただ踊りを見入っていた感じでしたが、 後ろにいた若い人はノリノリで、収支手拍子をしたり体を揺らしたりしていました。
とりわけ私がいた席の人たちのノリが良く、その様子がエンドロールムービーで流れる程…。

後から余興をした本人達に話を聞くと、仕事柄全員で練習する機会がほとんど持てず、 踊りの最終チェックも本番直前にしたのだとか。
大切な友人とその奥さんのために絶対楽しい時間を提供したい！という彼らの姿勢に、 とても感動したのを覚えています。
余興はその内容よりも、新郎新婦のために一生懸命催し物をやりきる姿勢が本当に大切だと思います。 そうすることで、結婚式がより楽しく、新郎新婦にとっても参列者にとっても、素敵な時間になること間違いなしです。