歌うことが大好きで、「どこかで誰かに聞いてもらえる機会をもってみたい！誰か結婚式の余興に呼んで欲しいなあ～」 と常々言っている主人による、貴重なセルフ余興ステージでした。

そもそも職場も友人も何故か既婚者が少なく、結婚しようとするひともかなり少ない特殊な業界で生きてきた彼にとって、中々よばれてやる機会はありません(youtubeには載せてますが、多忙の為アマ活動すらしてません。自画自賛ですが、もったいないレベルかと思ってます。)。

そこで自分たちの結婚式でやってみようという話が持ち上がりました。
選曲したのは福山雅治さんの「誕生日には真白な百合を」
本来は故人の誕生日に手向ける曲ではありますが、山野の広がる美しい故郷を離れて都会で頑張る彼の心境がシンクロする歌詞に加え、美しいメロディ。 おめでたい場なので、これまで育ててくれた両親、おばあちゃん(挙式日がお誕生日だったので)、新婦(私)に向けて歌詞をアレンジしなおして、マイク一本で勝負しました。

歌いきるまで、聞き入って静まる会場。ありがとうのメッセージを表現して、皆さんに届ける方法論として、彼に一番合ってたと思います。 歌いきって終わった時にはじんわりきたと泣いている方もいらっしゃったし、ナイトウェディングに参加してくださった後に自発的にカラオケオールに挑んだ方までいらっしゃったとか。 その後、お見送りの際にこの曲も入った手作りのネタCDを配ったのですが、後日おみやげまで楽しい結婚式でよかったと言っていただけました。