私の結婚式で友人達がやってくれた余興を紹介します。私と主人にはバスケットボールのサークルで親しくなった友人がいました。結婚式の余興はこのサークル内でやってあげるのが恒例になっていたので、自分たちの結婚式でも是非にとお願いをしました。何日かして友人達は「余興に30分時間を下さい。」と言ってきました。結婚式の約1/4です。進行なども入れ替える必要があるため悩みましたが、せっかくなので了承する事にしました。当日式の後半でその余興は始まりました。

ポーズを決めて入場した友人達は計7名。みんなサングラスをしていましたが、その内2名は女性でした。 氣志團の「マブダチ」が流れ、振り付けと一緒に1人の子が歌いだしました。もうその時点で私たちは大爆笑でした。曲自体初めて聞きましたが、凄くいい曲だなと思いました。1番を歌い終わると友人達の代わりにスライドが流れ始めました。そこには、式に呼べなかった他の友人達が代わるがわる映っていました。「マブダチ」を踊りながら!!

数十人の友人達が私たちの為に自分の時間を割いて振り付けを覚えてくれたのかと思うと、本当に感謝の気持ちでいっぱいになりました。そして、そのスライドの中には当日体調が悪くなり出席できなかった祖父の姿もありました。スライドが終わると私も感動してうるうるしましたが、横を見ると終止笑顔だった新郎も感極まって泣いていました。これには会場が大爆笑でしたが、改めて友人の大切さ、自分たちがとても幸せ者である事を感じる事ができる余興でした。

その後、友人のお子さんや他のゲストの方の間でちょっとしたブームになったのは言うまでもありません。「マブダチ」の振り付けは覚えやすく、とてもインパクトがありすごく盛り上がります。歌詞もちゃんと聞くととても良いので、余興に最適な曲だと思います。