結婚披露宴が一時演奏会の雰囲気になりました。
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会社の同僚の結婚披露宴で披露された余興の中で、新婦のお兄さんとお仲間の方が弦楽四重奏で演奏した「カノン」が強く印象に残っています。
その演奏を元々予定はしていたのだと思いますが、披露宴の進行次第には記載されて無く、新郎新婦も全く聞かされていない余興として演奏されたので、新郎新婦はもちろんの事参列の方々も驚いていた事を思い出します。
演奏後司会の方がおっしゃったことには、新婦が大好きな曲だという事を知っていたお兄さんが、妹さんの一生に一度の晴れの日に何か思い出に残る事をしてあげたいという思いから、日頃親しんでいるバイオリンの演奏を思いついて、仲間と練習をして今日サプライズで演奏したものという事でした。
一通りのセレモニーが終わり余興の時間になって、最初の余興として司会の方から弦楽四重奏の演奏が伝えられた時は新郎新婦、参列者の方から「オーっ」という歓声が上がりました。そして燕尾服に身を包んだ4人が登場し、席について「カノン」の演奏が始まりました。演奏は約15分間に及びましたが、その間披露宴の宴会は中断し、さながら弦楽四重奏曲の演奏会のような雰囲気で、皆その優雅な演奏にうっとりと聞きほれていました。
結婚披露宴には何度か出席させてもらいましたが、今回のような余興が披露されたのは初めてで、実に新鮮な驚きを感じたのは私だけではなかった思います。
shinechi
2008年にメルパルク大阪での会社の同僚の結婚式での余興