私たちは出来婚だったこともあり、子供が２歳になったタイミングで式を挙げました。
主人と余興について話したところ、主人の友人は既婚者が多く、また私の友人も県外の方が多かったりとなかなか余興を頼める人がいませんでした。

私たち自身既婚者の身なので、余興を頼まれることの大変さをよくわかっていました。 なので、余興は自分の子どもと姪っ子や甥っ子たちに歌を歌ってもらうことにしました。

しかし、それは表向き。
実際に歌のプレゼントもあったのですが、それと別に主人へのビデオレターを内緒で作ることにしました。

子どもがいない場合であれば、大好きだよという気持ちを前面に出したビデオレターを作成する方が多いですが、私たちは既婚者。 そこで、出産から子供が２歳になるまで側でずっと支えてくれた主人に対しての感謝の気持ちを込めたビデオレターにしました。
結婚してからはなかなか素直になれず、ありがとうというたった一言も言えない自分がいました。 でも、文字なら自然と感謝の言葉があふれてくるのです。

しかし、BGMを何にするかは正直悩みました。 初めは主人の大好きな曲で付き合っていた時よく聞いていた曲にしようかと思いました。
しかし、かなりマイナーな曲。
音楽で感動を誘うことも考えて却下しました。
そんなとき、友人がすすめてくれたのがこのブルーの曲でした。 ブルーは私も大好きな歌手だったのですぐに気に入りました。

結果、式当日はブルーの甘い声と私の作ったありがとうのビデオレターを見たたくさんの方が感動して泣いてくれました。 大好きだよではなく、ありがとうという気持ちを込めたビデオレターは、みんなに共感してもらえたようでした。