私たちを結んでくれた1冊の本
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私は今の妻とは約4年前に結婚しましたが、その際の披露宴ではドラマ「アルジャーノンに花束を」の主題歌「ローズ」をBGMにしました。
今の妻との出会うきっかけになったのは、小説「アルジャーノンに花束を」がお互いに好きだったという些細なことなのですが、その影響もあってドラマも見るようになりそのドラマの主題歌に「ローズ」が使われています。
結婚式の披露宴でのBGM選びは、最初はどのようなものが良いのか妻と二人でとても悩んでいました、
その時に、妻が「アルジャーノンに花束をのドラマの主題歌っていんじゃない?」と提案してきて、私も即決で賛同しました。
そもそも、なぜ小説「アルジャーノンに花束を」によって妻と出会うきっかけになったのかというと、勤め先の食堂で私が「アルジャーノンに花束を」の小説を読んでいたからです。
私は工場で働いているのですが休憩中は食堂で小説を読むことが日課で、たまたま「アルジャーノンに花束を」を読んでいた時に今の妻から声を掛けられました。
妻も以前までは同じ工場で働いていましたが、妻は小説の中でも「アルジャーノンに花束を」がとても好きな作品だったので思わず私に声を掛けてしまったそうです。
私は、恥ずかしながら妻と出会うまでは彼女などが全くいなくて、初めて女性の方から声を掛けられてしまったので、その時はとてもビックリしたのを覚えています。
妻も小説を読むことが好きということもあり、徐々に職場で仲良くなり付き合うことになりました。
そして、ちょうどドラマの「アルジャーノンに花束を」を二人で見ることになり、その際の主題歌として「ローズ」が流れていて、披露宴でのBGMにする運びとなりました。
アルジャーノンに花束を
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式場のスタッフの人も「二人の出会いのきっかけになった小説なので、とてもいいと思います。その際のエピソードをもう少し聞かせて下さい」とかなり喜んでいました。
お互いに好きな小説「アルジャーノンに花束を」のBGMが披露宴で流れた際には、私は感極まって号泣しそうになりましたが、その時は「ローズ」にして良かったと心の底から思いました。
まさふみ
2016年6月にザ・カナルハウスで 挙式