結婚式で起こったBGMに関するハプニング
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BGMは意外とゲストの印象に残りやすいもの。
また、プロのウェディングプランナーの方からは、接客、料理よりも「音楽による雰囲気作り」が成功を左右すると言わしめるほど。
結婚式ではとても重要な要素になっているBGM。
多数の良質な音楽と自由化するウェディングスタイルを、存分に楽しむ為に、結婚式でのBGMに関するハプニング集をご紹介します。
音楽にこだわる、お二人の選曲争奪戦
無料動画サイトなどが一般化し良質な音楽や、コアな音楽、最新曲が身近になり、スマートフォンの普及で多くの人が音楽を楽しめるようになった昨今。お気に入りの音楽もたくさんあるのではないでしょうか?あれも、これも、流したい曲が多くてお困りの方もとても多くなりました。ただし、結婚式は一生で一度のシーンの連続。中には新郎新婦の意見が合わずにケンカになった例も多くあります。絶対譲れないテーマがあったり、希望の入場曲、乾杯曲などメインで使用したい曲があったりなど、こだわりは大切ですが、忙しい結婚式の準備はお二人の協力し合う気持ち無しには成功しません。後悔しないように、あらかじめ担当を決めておくなど具体的な役割分担が必要かもしれませんね!
忙しいからといって打ち合わせ不足はダメ!確認不足が招く選曲間違い!
打ち合わせ不足により、音響担当へ選曲リストが間違った内容で伝わっていました。せっかく二人で決めたBGMリストも台無しの結果に。どれほどのプロでも、BGMの操作をするのは人間。しっかりと打ち合わせておきたいところです。ただし、結婚式の打ち合わせは、長時間行われることも多く大変な作業です。お仕事がお忙しいお二人なら時間も取りにくく、満足いく打ち合わせが出来ないことも考えられます。
披露宴の打ち合わせもしっかり優先順位を決めて、無理をしないでプランナーさんに任せるところは任せていきましょう。
打ち合わせ不足② 尺の長さが全然合わない、グダグタのセレモニー
次に打ち合わせ不足が招くハプニングとしては、曲の尺の長さとセレモニーの内容が合わないこと。
入場時のオープンドアのタイミング、キャンドルサービスの所用時間、その他の重要なシーンでも、ざっくりしたイメージだけでは後々後悔するハメに。途中で曲が終わってしまったり、無駄な間が空いたりなど、確認するポイントは意外に多いのが結婚式のBGMです。
曲決め、リストが作成出来たら「使用タイミングや尺の長さ」なども確認しておくようにしておきましょう。
洋楽でお洒落に演出するつもりが、別れの曲で真逆の意味に!
これは洋楽に多いBGMのハプニング、後々後悔するパターンです。人気の恋愛バラエティのテーマ曲が彼氏との別れの曲であったり、シックで美しい感動的な名曲が愛する人の死を悲しんだ曲であったりと、意外にも事例は多くあることです。案外、ゲストの中では気付く方が多いようで、「あれっ?この曲?」なんてことがないように最低限の確認はしておいた方が良いかもしれませんね!
一番怖い!機材トラブル
BGMの中で一番怖いトラブルは機材トラブルにつきます!通常は結婚式の会場では、機材メンテナンスを徹底しトラブルが無いように努めてはいますが、結婚式の会場が専門式場だけでは無い昨今、非常に増えているのが、機材による当日のハプニングです。
お洒落なレストランやカフェ、個性的なフリースペースなどでも、結婚式の経験不足から機材の大切さを理解出来ていない会場が多いのも事実。結婚式の二次会などでも非常に多いトラブルです。
せっかくのパーティーを台無しにされないように事前に、会場内は整理整頓、清潔に保たれているかどうか、予備の機材は完備されているかどうか、是非、確認しておきましょう。
まとめ
リアルボイス(体験談)の中では、「機材トラブルにより退場曲が途中で止まったけど、ゲスト全員が大合唱をしてくれて逆に感動した結婚式になった!」というホッコリするケースもありますが、何がおこるかわから無いのが、結婚式。ハプニング、トラブルがおこったケースが多いのも事実です。
上記の確認すべきポイントを、少しでも心に留めておいて、皆様が素敵な結婚式を行えることを願っています。
Jack
フリーライター、ウェディングフリープランナー。料理、空間演出にこだわったレストランウェディングのプロデュース等をおこなっています。