【ウィームRecommend】『AKANE』Silent Siren

人気ガールズバンド「SILENT SIREN」はメンバー全員が読者モデル出身の4人組。2017年4月より放送されているドラマ「ファイナルファンタジーXIV 光るお父さん」のエンディングテーマとして起用されている「AKANE」。この曲は大人になるにつれてできてしまった親子の距離、伝えたくても伝えられなかった親への感謝、家族愛を歌った泣けるバラードソングとなっています。
この曲ミュージックビデオではドラマでも主人公の父親役として出演している「大杉蓮」さんがボーカル・すぅ演じる娘の父親役として出演しています。
MVのストーリーは幼くして母親を亡くした娘を、男手ひとつで懸命に育ててきた父親が主人公。年頃を迎えた娘の反抗期を経て、新たな人生に向かって旅立ちの時が迫る中、感謝の気持ちを伝える娘とそれを優しく受け入れる父親の心模様を描いた感動のストーリー。改めて、両親への感謝や家族の絆を思い出させてくれます。

これから結婚する新婦さんにとって、お父さんへの思いというのはお母さんへの思いとはやはり違う思いがあると思います。お父さんと仲良しの新婦さんもいらっしゃると思いますが、やっぱり、お父さんは異性の分、素直になれなかったこと、反抗期が終わっていつの間にか距離ができてしまっていること多々あると思います。
この「AKANE」にもそんな記憶が綴られています。
「優しさを煙たがった　照れ臭くて言えなかった　不器用なまま　過ぎ去った　時間巻き戻すよ」
あの頃反抗期だったな〜と子どもだった自分を懐かしく思い出す人も多いと思います。そして、
「伝えたいこと　あなたに　ありがとう　今ならちゃんと言える気がした」
このフレーズは共感できる方が多いのではないでしょうか？
父と娘のシーンは挙式でバージンロードを歩くシーンがありますが、披露宴でもぜひ、父と娘のシーンを作ってもらいたいと思います。

涙を誘う、結婚式の最大の山場は「花嫁の手紙」ですよね。「花嫁の手紙」でしっかりとみなさんには花嫁の気持ちを聞いていただいて、その想いをそのままこの曲にのせて、「花束贈呈」のシーンにぜひとも使っていただきたいと思います。花束や記念品を渡すとき、ブートニアを胸元に挿して上げる時、お父さんのぐっと涙をこらえる姿があるかもしれません。そのシーンをドラマチックに彩ってくれる1曲です。