【ウィームRecommend】『Familia』sumika

2018年に日本武道館を含むバンド史上最大規模にホールツアーを成功させたsumika。楽曲は明るくポップな曲が多く「Lovers」や「フィクション」、「MAGIC」等の楽曲が披露宴でよく使われています。
1年8ヶ月ぶりにリリースされた最新アルバム「Chime」にも結婚式にぴったりの曲が収録されています。
タイトルは『Famiia』。その名の通り、家族をテーマに歌われた曲になっています。
「家族」と言えば、血の繋がりのある関係だと思いがちですが、それだけではありません。
結婚式は2つの家族を1つの家族にする儀式でもあります。
「たとえ他人同士でも自分が選んだ人とは家族になれるよ。」「血が繋がっていなくても心と心は繋がるんだよ。」という思いがこの曲には込められています。

「Familia」のミュージックビデオの舞台もチャペル。1組の新郎新婦と国籍を越えたカップルが登場します。
「Ding Dong ベルが鳴り　Ding Dong 幕開けるよ」とまさに結婚式のスタート！
家族になろうよ！と、プロポーズを思わせるような歌詞が並んでいます。

その中でも
「所縁はない　血縁もない　他人同士の僕らは
唯一の選べる家族としてさ　惹かれあったSympathy」
という部分があります。

父、母、兄弟、姉妹だけじゃなく、たとえ血が繋がっていない他人とでも自分が選んだ大切な人とは家族になれるという思いが込められています。
国籍を越えたカップルが登場するのも、この気持ちの表れなのかもしれません。国籍・年齢、そんなことは関係なく、自分が大切だと思う人を大切にする。「自分の意思で家庭を作っていけるんだよ」と。
結婚は血の繋がりのない家族が生まれます。どのカップルにもぴったりの曲ですよね。

鐘の音で曲が始まり、歌詞には「幕開けるよ！」と入っているので、ふたりが入場する、披露宴のスタートにぴったりです！入場の瞬間は緊張いっぱいだとしても、ボーカル片岡健太さんの甘くて優しい歌声がテンポも良く、アットホームな雰囲気にしてくれるので自然と緊張もほぐれそうです。
明るい曲なので、入場以外にも、ケーキの入刀やフォトラウンド等、ゲストと楽しむ時間でも使いやすい1曲です。また、「家族」がテーマなので、最後の新郎新婦退場のシーンで“新たな家族が誕生した”という意味を込めて、明るく退場するのも幸せ感たっぷりで素敵です。