結婚式の曲を選ぶ時に、まず私は邦楽は使わないようにしようと思っていました。邦楽にももちろん結婚式にぴったりの良い曲はたくさんありますが、歌詞がわかってしまうと歌詞が気になったり、勝手なイメージですがなんとなく式が安っぽくなってしまうような気がしていたからです。そのため、洋楽やクラシックを使いたいと思っていました。

夫は邦楽をメインで聞く人で、特にロックやテクノやクラブミュージックが好きだったので、結婚式に合うような曲を全く知らず、私が中心となって曲を選ぶことになりました。
その頃好きで良く聴いていたのがブルーノ・マーズです。ボーカルの声が透き通っていて聞いていて心地よかったのと、グループの演奏している時の雰囲気や曲の感じがとても好きでした。そこで結婚式で使う曲を何にしようかと選んでいた時に、”Marry you”を聞き、まさに「結婚しよう」というそのままの歌詞で、結婚式にはこれ以上ない、ぴったりな曲だと思いました。

そしてこの曲を最初の新郎新婦入場の曲に使うことにしました。曲の出だしがまさに扉を開けて新郎新婦が入ってくるシーンにぴったりで、これからパーティーの始まりだという雰囲気にさせてくれて、こちらの気持ちも高まりました。

この曲は誰でも知ってる有名な曲というわけではありませんが、バラエティ番組などで何気なく使われていることがあり、どこかで聞いたことがあるという感じの曲だと思います。
参列してくれた友人の中にもブルーノ・マーズが好きな子がいて、後日会った時に、あの曲は入場に良く合っていてとても良かったと言ってくれました。

幸せな二人の気持ちを代弁してくれるような歌詞で、入場や乾杯などのシーンにぴったりの一曲です。特に男性が女性に「結婚したい」といっている内容なので、結婚式の主役である新婦のための曲といってもいいと思います。よく曲の雰囲気だけで選んでしまうことがあり、実際歌詞を見てみるとケンカや別れの内容だったり、暗い内容だったりすることがあるので、やはり洋楽を選ぶなら聞いている人にはわからなくても、きちんと歌詞の内容が合っている、明るく幸せなものを選びたいと思います。その点でこの曲は文句なしに結婚式にぴったりの曲です。
もう一曲オススメなのが、同じブルーノ・マーズの”Just the way you are”です。これも男性が女性に惚れ込んでいる内容で、結婚式の主役である女性に捧げたい一曲です。