皆で楽しく、HAPPYになれた余興のバンド演奏
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私は自分の結婚式の時に、披露宴の余興で主人と一緒に演奏しました。
もともと私と主人はバンドを組んでいたのがきっかけで知り合ったのもあり、 結婚式では自分たちで演奏して、自分達らしい形でお世話になった方々にお礼が言いたいと思い、 奥田民生と井上陽水の「ありがとう」という曲を演奏することになったのです。
この曲を選んだ理由
出典:We Heart It
まず、自分たちで演奏する曲の選曲をする際、3つの条件がありました。
①披露宴に参加してくださった人に感謝の気持ちが伝わるか
「ありがとう」や「感謝」という単語がこれでもか!というくらい出てきて、 日々お世話になっている人に、シンプルに、ストレートに感謝の気持ちを伝えることができる曲。
②かっこつけすぎない曲であるか
私たちは、あくまでも「自分達らしく感謝の気持ちを伝えたい」という気持ちで演奏することを決めました。 決して、演奏をするかっこいい自分を皆に見てほしいとか、自分の高度な演奏技術を自慢したいわけでは無かったので、 (実際、そんなものを持ち合わせてもいない。笑) 老若男女、誰が聴いても嫌味なく感謝の言葉が伝わる曲が良かったのです。 また、私がドラム&コーラスを、主人がギター&ボーカルを担当し、二人だけでの演奏となるので、 音数が少なくても寂しくならない曲であることも考慮しました。
③明るく、聴いた人みんなが楽しくなる曲であるか
自分たちのめでたい門出に、しんみりとしたバラードなんか似合わない。 かといって、アップテンポなロックも違う。 とにかく聴いた人達皆が自然と笑顔になるような、楽しくなるような、 誰が聴いても音楽にのれるちょうどいい曲を探しました。
この3つの条件にぴったりと当てはまったのが奥田民生と井上陽水が歌う「ありがとう」だったのです。
披露宴に参加してくれた方々の反応
出典:We Heart It
寒い演出にはならないように、自分達なりに色々考えて選曲をし、練習もしてきたけれど、実際どんな空気になるかはやってみないと分からない。 不安は結婚式が終わるまで消えませんでしたが、私たちの演奏が始まると、皆自分たちの席を立って近くまできてくれたり、 手拍子をしてくれたり、小さい子供も音楽に合わせて踊ってくれたり。 皆笑顔で楽しそうに聴いてくれたのがすごく嬉しかったです。
また、サビが
“ありがとう ありがとう 感謝して”
という、ずっと同じ歌詞、ずっと同じメロディーで覚えやすいのもあってか
最後は皆で歌ってくれてすごく盛り上がりました。
披露宴後、90歳近くにもなるおじいちゃんが「あの曲のCDがほしい」と言ってくれたのもビックリでした(笑)。
自分自身も、結婚式の中でこの曲を歌ったことが一番印象に残っているし、 3年近く経った今でも友人や親族から、「あの時の演奏も曲もすごく良かったよ」と言ってくれることもあります。
「ありがとう」を演奏して本当に良かった。
出典:We Heart It
何より、私は結婚式というのは、自分達夫婦の姿をお披露目する日でもあり、 感謝の気持ちを伝える日でもあると思っているので、 大好きな人達へ向けて「ありがとう」と大きな声で、何度も何度も伝えることが出来たのが本当に良かったと思っています。 そして、そんな自分たちの気持ちがしっかりと相手に伝わったことが本当に嬉しく感じました。
こんなに楽しくて、HAPPYな披露宴になったのはやっぱりこの曲のおかげです。
私たちは演奏しましたが、披露宴でこの曲を流すだけでも 会場の空気がぱっと明るくなるような、素敵な曲だと思います。