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妻の両親に向けた一曲
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mintoshishi11
2017年07月20日
吉田拓郎の「結婚しようよ」は、私が生まれる前に発売されたもので、実は何か特別な思い入れがある曲ではありません。テレビで流れていたのを聞いたことがあるぐらいなのです。
それなのになぜこの曲を私たちの結婚式に使用したのかというと、妻の両親が熱狂的な吉田拓郎ファンだからです。つまり妻の両親に向けてこの曲を選びました。

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義理の両親の結婚式で使用された曲
出典:We Heart It
結婚式を挙げる前に、必ず式で使用する曲を決めなければなりません。これが意外と頭を悩ませてしまうものです。入場、乾杯、ケーキ入刀など、様々なシーンに合わせた選曲をしなければならず、妻とはあれがいい、これがいいと随分と議論を交わしました。
こうしてなんとか曲を選んできたわけですが、一つだけなかなか決まらないものがありました。それは、妻が両親に向けて感謝の手紙を読むシーンの曲です。あれこれ案を出してみたものの、自分たちが好きな曲ではなかなか感謝の思いが伝わらない気がしました。
そこで思い出したのが、以前聞いた話です。妻の両親は、自身の結婚式で「結婚しようよ」を使用したと話していました。感謝の思いを伝える相手の好きな曲、そして思い出の曲を使用するのがいいのではないかと思いました。
こうして私たちは、式のなかで一番感動するといってもいい場面で「結婚しようよ」を流すことに決めたのです。
妻の両親の目に涙が……
出典:We Heart It
そして迎えた結婚式当日です。滞りなくプログラムは進み、いよいよ妻が手紙を読むことになりました。
幼い頃の思い出や、ここまで育てくれた思いを、妻は涙を流しながら読み上げます。その横に立っていた私は、涙をこらえるので精一杯でした。
そして妻が最後の一文を読み終えたとき、吉田拓郎のBGMが流れてきました。もちろん「結婚しようよ」です。
曲が流れた瞬間、反応が気になった私は妻の両親に目を向けました。一瞬、驚いた表情を浮かべましたが、すぐに笑顔になりました。そして、涙を流して私たちに拍手を送ってくれたのです。
「結婚しようよ」を使ってくれてうれしかったと、両親は私たちに話してくれました。その言葉を聞けただけでも、私はとても満足したものです。私たちではなく、両親の思い出の曲を使用して本当によかったと思いました。

実は後日、友人からは「なんで吉田拓郎の曲だったの」と質問されました。私たち世代ではあまり馴染みがないので、理解できなかったようです。しかし、「結婚しようよ」を選んだことで、私たち家族にとってより思い出深い結婚式になりました。それはまぎれもない事実なのです。

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mintoshishi11
2015年9月に 挙式

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