私も主人もポップやダンスミュージック系の洋楽が好きで、特にジェイソン・デルーロをよく聴いていました。その中でも、ストレートなプロポーズでまっすぐな愛を歌うmarry meを結婚式で使いたいと考えていました。「１０５という数が浮かんだ、君と一緒にいたい年月を考えたときに」という歌いだしからも一生の愛を誓う内容が分かり、心に響きます。

披露宴の最初の入場曲はアップテンポで、これから始まるぞというワクワク感を出していたので、お色直し後の入場はこれからクライマックスを迎えるようにじわじわと盛り上がるバラード曲にしようと考えていました。ナイトウェディングだったこともあり、甘くロマンチックなラブソングであるこの曲がぴったりだと感じました。また、お色直し後に入場してすぐにガーデンにあるプールサイドでバルーンを飛ばす演出があったので、夜空に羽ばたくバルーンとマッチしてロマンチックな雰囲気を出すことができました。

プールサイドでバルーンを飛ばす演出には、ゲスト全員に参加していただきました。一人一つずつバルーンを手に持ち、一斉にプールに投げ込みます。するとバルーンの先端に付いていた紙が溶け、一気に空に飛ばされるのですが、これが全員で作り上げた演出となり会場全体がひとつになりました。この時バルーンが浮かび上がるタイミングでmarry meのサビが流れ、非常に感動的なクライマックスを迎えることができました。思わず、わあ～！と叫んでしまい、みんなでいつまでも空を見上げていました。ゲストにも、この曲のタイトルを聞かれたり、後日感動したよ！と言われたり非常に好評でした。入場からの演出で、この曲と雰囲気がかなりマッチしたのか、ゲストの印象にも強く残ってくれたようです。

ジェイソン・デルーロの甘い歌声と、どストレートな愛の告白の歌詞で、ロマンチックな雰囲気を演出できます。バラード曲なので、披露宴の始めに使うよりは、中盤や最後のクライマックスを迎える場面に使用するのがおすすめです。一生の愛でプロポーズをするこの曲が、一生の愛を誓いあう結婚式にはぴったりだと思いますし、もう一度プロポーズされたいという花嫁さんにも良いのではないでしょうか。

ジェイソン・デルーロのIt Girlという曲もおすすめです。バラードですが、こちらも好きな女性に対して熱い想いを歌っています。この曲もテーブルラウンドの場面で使用しましたが、marry meと同じようにロマンチックな雰囲気を演出してくれました。