手紙を書く段階でもBGMとして流していた、『家族になろうよ』
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わたしは自分の結婚式で、両親への手紙を読む場面……一番泣ける場面で、福山雅治さんの『家族になろうよ』を選択しました。
家族になろうよ、を選んだ理由
出典:We Heart It
わたしが結婚式の曲決めで一番悩んでいたのが、手紙を読むシーンでした。最終的に決断した曲が、福山雅治さんの『家族になろうよ』でした。
なぜこの曲になったのかというと、家で何度も手紙の下書きを書きながら流していた曲が、この曲だったからです。
手紙を書き終え、そろそろ手紙を読むときに流す曲をいい加減決めなくては……と悩みぬいた末の結果でした。
歌詞の一部分に「いつかあなたの笑顔によく似た男の子と……」という部分があるのですが、実は、わたしの場合は6か月の息子がいる状態での結婚式、そして披露宴だったので、自分のこれからの家族と、今まで大切に育ててくれた、両親、そして兄弟への思いをこめて、この曲を選びました。
実際、手紙を書きながらこの曲をかけ、読む練習もしていたので、この文面の手紙にはこの曲しかない、という気持ちにまでなっていました。
実際に『家族になろうよ』を流して、手紙を読み……
実際の結婚式での写真
何度も曲を流しながら読む練習をしたおかげか、涙で詰まって読めなくなるというようなことにはなりませんでした。しかし、周りの多くの方が泣いていたように思います。(私の父は泣きませんでしたが……。わたしの母は号泣で、あと、何故か彼の両親も号泣していました。笑)
この曲は、自分たちが新しく家族を作る、という意味の「家族」と、今まで、自分を大切に育ててくれてありがとう、という、自分の両親、兄弟の「家族」両方が含まれており、本当に両親への手紙を読む際にはぴったりの曲だと思います。
結婚は、本当に、好きあってただ一緒に暮らすのではなく、つらいことも楽しいこともすべて一緒に経験していく「家族」になるということです。わたしは福山雅治さんのファンでも何でもありませんが、この曲だけは、今でも大好きで、聞くたびに結婚式時に感じた思い……家族として、彼を支えていく、笑顔あふれる家庭にしていく、子どもたちが幸せを感じる家族なる……そんな気持ちを思い出させてくれます。
おそらく、列席者の方の多くが涙を流してくれたのも、曲を聞いて、自分の家族を思い出していろいろ重ね合わせて涙が出たのだと思います。
おすすめしたい一曲です。
しろいぬ87
2015年11月にホテル横浜ガーデン(神奈川県)で 挙式