私が住む地域では、結婚式は200〜300名の招待客でやることがほとんどです。そのため、キャンドルリレーの演出を実際にみたことはなく、結婚式準備をするにあたってその存在を初めて知りました。私たちの結婚式は100名程の招待客でやることを決めていたので、参列してくださる皆様に参加していただける演出を探していたところキャンドルリレーを知り、プログラムにいれることにしました。そんな中で悩んだのがBGM！真っ暗な会場に一つひとつ灯りがともる場面を想像してみた時、浮かんできたのがベットミドラーのThe Roseでした。歌詞の意味も大好きだったのでこの曲しかないと思えました。

15分程の時間を想定していたキャンドルリレー。The Roseだけを繰り返すことも過ぎりましたが、せっかくなので他の曲を使うことにしました。スタートのThe Roseの雰囲気を邪魔しない曲を色々考え、私が使ったのが、加藤ミリヤさんが歌うlove is ・・・です。カノンの曲調が演出にもとても合う気がしたからです。そして、もう一曲がシェネルさんのハピネス。ドラマ主題歌で使われていてとても好きだったのでこの曲にしました。（聴き比べた結果、ピアノバージョンで。）結果、この三曲の流れはとても良かったように思います。しっとりと、とても温かく感動的な雰囲気の中、キャンドルリレーが進み、最後にみんなでロウソクを吹き消すところでは涙を流している人もたくさんいました。それは絶対音楽の力もあったと思っています。

結婚式ではよく耳にするThe Roseですが、もし、他の演出、場面で使うならと考えると、最後の花嫁の手紙など両親へ感謝を伝える場面に合うと思います。どの場面もそうですが、特に花嫁の手紙は曲が中心になっては絶対にいけないので、あまり歌詞に気をとられない曲の方がいいと私は思います。The Roseは恐らくその心配はあまりいらず、しかし、曲調が心地いいので、花嫁の手紙を盛り上げる手助けをしてくれると思いました。